カテゴリ
最新の記事
以前の記事
2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
Jay Graydonというギタリストがいる。 80年代のAORを代表するギタリストである。残したスタジオワークは数知れず。プロデュースした名盤も数知れないが、この人の最高のギターソロが聴けるのが、 Steve KipnerのKnock The Walls Downというアルバム(隠れた名盤である)のエンディングテーマ、The Endingである。この曲のギターソロは、録音されている彼のギターソロとしては恐らく最も長いものだろう。1分以上にわたり、グレイドン節が炸裂する。昔バンドのメンツ全員がこのソロのフレーズを全部憶えてしまい、居酒屋で全員で大声で歌っていたら、店員から、いい加減にしろ、と怒鳴られたこともあった。それだけインパクトのあるソロだった この人のギターの音、そのオリジナリティは、あっという間に世界中を席巻し、日本にも数多くのフリークが生まれ、プロミュージシャンも一時、彼と同じ音色のギターを弾くようになった。 当時の日本の歌謡曲で、「これこそJay Graydon」という曲が松田聖子の「夏の扉」である。 この曲が収録されているオリジナルアルバムが「シルエット」 懐かしくなって聴いてみた。 ギターは今剛。パラシュートというフュージョンバンドでギターを弾いていた人だ。 新しいところでは、数年前、寺尾聰が紅白で「ルビーの指輪」を歌ったときのバックバンドでギターを弾いている。(因みにこのバンドのメンツは、基本的にレコーディング時のメンツだが、これがとてつもなく豪華だった。ピアノが井上鑑、ベースが高水健司、ドラムスが山木秀夫、ギターに今剛。それになんと、トロンボーンの村田陽一も参加している。) 改めて聴いてみてこのアルバムの完成度に驚かされる。1981年の発売だが、明らかに当時の日本のポップミュージックの最高水準にある。敢えて売れっ子のプロの作曲家を起用せず、財津和夫などのミュージシャンに楽曲を提供させ、これが見事に成功している。そしてバックは超豪華なミュージシャン達。完璧なバッキングである。 なにより、松田聖子の声の艶を再認識する。この人、歌の上手さはともかく、声が本当に艶っぽい。こういう声の人は、いそうでいて実はあまりいないのである。 そういえば、松田聖子がTBSのベストテンで1982年の年間7位になったときの映像がYouTubeにアップされている。ゲストに大原麗子が呼ばれているのだが、麗子さん、彼女の歌を聴く真剣な眼差しがとても素敵なのだった。
by doppio-vu
| 2010-05-21 20:28
| 最近聴いたもの
|
ファン申請 |
||